脳神経外科・健康コラム|頭痛について2(二次性頭痛について)

病院のお話・健康コラム

頭痛について2(二次性頭痛について)

脳神経外科

脳神経外科部長 野村 素弘

二次性頭痛について

頭痛はありふれた症状で、そのほとんどは心配のいらないものです。しかし、なかには脳に異常があり頭痛がおきる場合があり、二次性頭痛と呼ばれます。この場合、治療をしなければ、命にかかわる可能性もあり危険な怖い頭痛です。二次性頭痛について、説明します。


二次性頭痛には、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、髄膜炎・脳炎などによりひきおこされる頭痛があります。

【くも膜下出血】
くも膜下出血は二次性頭痛の代表的なものです。通常は動脈瘤が破裂しておきます。突然の激しい頭痛、今まで感じたことのない頭痛を自覚します。嘔気、嘔吐を伴い、重症の場合は意識を失い生命にかかわります。早急に検査、手術が必要です。

【脳出血】
脳出血は血圧が上昇し、脳の細い血管が切れて出血を起こします。くも膜下出血と同じく強い頭痛を突然感じます。出血の大きさ、場所により、随伴する症状は違います。意識障害、言語障害、半身まひなどを伴います。治療は入院の上、降圧が必要で、出血が大きい場合は、出血をとる手術が必要になります。出血すれば、後遺症が残る可能性が高いので、高血圧の方はしっかり治療を行い予防することがとても重要です。

【脳腫瘍】
脳腫瘍は、頭蓋骨の中で成長し脳を圧迫して頭蓋骨の内部の圧力が上昇し頭痛を起こします。朝起きた時に頭痛を感じることが多く、起きてしばらくたつと頭痛は改善します。言語障害、まひなど腫瘍の場所により伴う症状は違います。手術が必要となることがあります。

【慢性硬膜下血種】
慢性硬膜下血種は、軽い頭の外傷1-3か月の間に頭蓋骨と脳の間に血液が徐々にたまるものです。脳を圧迫し、頭痛を感じることがありますが、手足のまひや認知症のような症状が目立つこともあります。治療は、血腫が小さい場合は飲み薬ですが、血腫が大きい場合は、局所麻酔の手術が必要です。

【髄膜炎・脳炎】
髄膜炎・脳炎による頭痛は、強いことが多いですが、痛みは徐々に自覚し、強くなっていくものです。発熱を伴い、痛くなる前に風邪のような感染の症状を自覚することもあります。脳や脳脊髄液に細菌やウイルスが侵入し感染することが原因です。治療は、入院し細菌またはウイルスに対する薬で治療します。

 

以上のような原因のある二次性頭痛は、頭痛の原因を治療しないと生命にかかわることがあります。頭痛が心配な場足は、ためらわず、受診してください。必要な検査をおこない、診断、適切な治療を行います。

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