腎臓内科・健康コラム|慢性腎臓病(CKD)について

病院のお話・健康コラム

慢性腎臓病(CKD)について

腎臓内科

腎臓内科部長 押川 仁

腎臓の働き

腎臓の最も重要な役割は、血液をろ過して尿をつくり、これを体の外に排泄することです。食事や飲水などによって体にたまる余分な水分や老廃物・電解質・酸などを尿として体の外に排泄して、必要なものは再吸収して体内に留め、体内を一定の環境に維持しています。腎臓が悪くなると(腎不全)、むくんだり、食欲がなくなり、さらに進行すると呼吸が苦しくなるなどの尿毒症症状が出現し、透析療法をしなければ生命が保てない状態となってしまいます。

腎臓の検査の方法

腎臓の機能がどれくらい働いているかは、糸球体濾過量(GFR)を測ればわかります。以前は1日分の尿をためなければわかりませんでしたが、最近はふつうの血液検査でわかるようになっています。

外来でお渡しする検査結果表のeGFRの数値で腎機能がわかりますので見てみてください。eGFRの値は腎臓が正常と比べて何%ぐらい働いているかの目安になります。正常のeGFRは100程度ですが、eGFRが60未満になると (つまり腎機能が正常の60%よりも落ちると)、慢性腎臓病(CKD)と診断します。

慢性腎臓病(CKD:chronic kidney disease)とは

治療方法は、いくつかあります。

1.弾性ストッキング
医療用に圧迫するもので、辛い症状を和らげ、むくみや夕方の下腿痛を軽減します。
立っているときにずっと履いたままになるため、暑い季節や梅雨どきにはムレて使用しづらくなりますが、一番手軽な治療方法です。使用していても静脈瘤が治るわけではありませんが、悪化の防止になります。当院の売店で販売しており、足首の太さに合わせてサイズを決定します。サイズは、当科のスタッフが計測します。

2.高位結紮術+切除術
手術です。静脈を逆流している根元でしばって、逆流を止めます。さらに、瘤になっているところを切除します。局所麻酔でできるため、日帰り手術が可能ですが、念のため数日入院をお願いしています。

3.硬化療法
注射で治療する方法です。再発や、疼痛があり、現在では特殊な場合のみ施行されます。

4.レーザー治療
現在主流となっている治療方法で、当院では1泊2日の入院で施行しています。
現在では日帰りも可能ですが、瘤切除のキズから出血する可能性もあり、手術の次の日にエコー検査をするので、当院では入院で実施しています。検査で問題なければ、弾性包帯を巻いたまま歩いて退院します。その後は、7~10日後に抜糸のため来院してもらい、1か月後、3か月後、6か月後にも外来でエコー検査をして問題なければ、終了となります。

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